京葉線の通勤電車e331系

e331系

e331系の電車が話題になっている。e331系の電車は現在、京葉線で使用されている201系の置き換えを目的(中央快速線からの転属車は除く)として、2006年(平成18年)3月に量産先行車が製造された。現在通勤車両として見かけているようだ。国鉄・JR所有の鉄道車両で初の営業運転を行う連接車である。いまのところ京葉線で試験運転を重ねている。2007年から2010年(平成22年)までの3年間にわたり、京葉線で営業運転を兼ねながらの試験走行を行い、DDMや連接台車化によるメリット(検査面・コスト面)を調査し、量産に踏み切るかを判断する予定だそうです。従来の通勤列車の編成よりも1車両が短い14両編成で、定員は1,566名です。いろいろと設備が工夫、改善されている。つり革は、E993系やE233系・E531系では黒色だったが、本e331系列では白色を採用している。また、車椅子スペースの他、車椅子でスムーズな乗降ができるように専用の格納式電動スロープを設置している。車いすなどのひとも電車の利用がスムーズにできるようになっているのはとてもいい。障がい者のノーマライゼイションの発展、普及にもいいとおもう。ほかにも自動放送装置を搭載するとともに各ドアの上部にはE231系500番台やE233系と同一の液晶モニタを2基搭載し、右側は行先・次の駅・乗り換え案内・運行情報を、左側はトレインチャンネルとしてニュース・天気予報・CMなどをそれぞれ放映している。電車で移動中にも多くの情報が得られ、とっても便利だ。ステンレス製の列車は軽量化のため輸送コストが下がるなどの利点がある。

 

連接台車(れんせつだいしゃ)